太陽光発電には『売電型』と『独立型』がある!
2011年12月29日
太陽光発電システムには、実は、『売電型』と『独立型』の二種類あります。
① 『売電型』とは、昼間につくった電気の余剰分を電力会社に売り、夜は、電力会社から電気を買うタイプです。
ほとんどの人が、このタイプを採用しています。
このタイプは、国などからの補助金を受けられことと、余剰電力を買い取ってもらうことで、発電パネルの設置費用などの初期投資の回収が早まります。
日中は、太陽光発電で起こした電力を優先的に使用しますので、日中停電が起きても、電気は使えますが、夜や天気が悪い日は、使えません。
② 『独立型』とは、蓄電池を購入し、発電した電気をため、全て家の中で使うタイプです。
このタイプは、補助金対象にならないため、設備費の費用負担が大きいのがデメリットです。
しかし、災害時、夜や天気の悪い日に停電が起きても、蓄電池の電気が使えるという大きなメリットがある。
家庭用蓄電池は、今までは、200万円前後していましたが、下の記事にあるように、12月20日からお手頃の価格のものを発売し始めてました。
パナソニック電工さんが、税込で459,900円の蓄電池を発売しました。
このくらいの価格になると、非常用のために太陽光発電を設置しようという人が増えてくるかも知れません。
本来、再生可能エネルギーを有効に使うためには、②の『独立型』のエネルギーの自給自足が理想です。
またこちらのシステムは、電気を電力会社に頼らないという意味に於いて、非常に大きな意義があります。
(全てを賄うことは、難しいですが・・・)
各個人や、事業所が再生可能エネルギーで自給自足ができれば、電力会社でつくらなければならない電力量も相当少なくなり、原子力発電がなくても、可能なエネルギー供給体制ができると思われます。
山形県は来年以降、再生可能エネルギー事業を最重要課題に挙げています。
山形県が、再生可能エネルギーの供給県になり、エネルギーのモデルケースになってくれたらと思っています。
今後は、②『独立型』の設備を備えた太陽光発電をする住宅や事業所が増えることが大切です。
私は、エネルギーを自給自足が出来る社会はそう遠い話ではないと思い始めています。
by kakizkai
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木質ペレットが注目集めています。
2011年12月19日
10月13日山形新聞の記事でちょっと古いのですが、内容は新しいので紹介します。
国は、二酸化炭素に代表される温室効果ガスの排出量を数値(クレジット)に換算し売買できる制度を複数設けています。
大企業や業界団体は京都議定書の目標を達成するため自主行動計画を策定し、CO2排出量の抑制に取り組んでいるが、購入したクレジットも自前の削減分として計上できるようにすることで、国内全体CO2の排出量を減らそうという狙いです。
置賜地方の木質ペレット販売会社で組織する置賜ウッドエナジー組合さんが提案した循環型エネルギー利用促進プロジェクトがこのほどこうした制度のひとつであるオフセット・クレジット(J-VER)の認証を受けました。
このJ-VER制度を説明するのは、簡単ではないので環境省のHPを参照してください。
この中に動画で説明しています。(ちょっと長いです)
すなわち、認証を受けたJ-VER制度を利用して、CO2削減分のクレジットを販売できる制度です。
大企業などが自助努力で削減で出来なかった部分をこのクレジットを買うことによって、CO2を相殺(カーボンニュートラル)できる仕組みです。
すなわち、置賜ウッドエナジーさんの会員になりペレットストーブを使うことのよってCO2を削減し、そのクレジットを販売するということです。
このように、具体的に成果を体験できることは、ペレットストーブを使用する側も励みになると思います。
ここ庄内地方にも、そのようなJ-VER制度の認証を受けた団体があって、そこのペレットを使用すると、カーボンオフセットにつながる仕組みがあると、私たちも、ペレットストーブをお薦めし易いのですが・・・
とても素晴らしい企画だと思います。
by kakizaki
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震災後のオール電化住宅は?
2011年10月19日
震災前までは、住宅業界では、オール電化でないと、時代に乗り遅れているような勢いでした。
しかし、最近の電力事情からかオール電化の宣伝さえ見ることがありません。
そして、多くの方々がオール電化について慎重に考えるようになりました。
ヤフー知恵袋のベストアンサーが下記です。
『オール電化は原子力発電に依存度が高く、原子力推進の家庭もしくは原子力容認の家と外からわかってしまいますね。
停電ではソーラーパネル付住宅でも200VのIHクッキングヒーター、エコキュートは使えないというお粗末ともいえる欠陥商品です。
ガス併用式住宅にソーラーパネルをつけますと売電も多く出来ますし、停電でも調理、給湯もできます。
今後のオール電化ですが東京電力管内では増やすわけにはいかないでしょうね・・・』
このように、今までには考えられないような回答がベストアンサーになっています。
今までのように、やみくもにオール電化一辺倒なのが、やっと、多くの方が、少しつづ真実を知り、これからの日本のエネルギーについて、真剣に考え始めました。
私は、本当に良い事だと思います。
特に、原子力政策は、放射性廃棄物がでるため、何十年、何百年と継続してしていかなければならない課題です。
確かに、コストも大変重要です。
だからといって、安い深夜電力をいくら使ってもよいとはならないはずです。
電気はとても大切なエネルギーです。
私は、この大切な電気エネルギーを最小限に抑える住宅の造り方を研究しなければならないと思っています。
弊社で採用する照明は、今では蛍光灯かLEDです。
そして、最近はLEDがどんどん増えてきています。
暖房や給湯も灯油や天然ガス、薪やペレットと多くの選択肢の中から選んで頂くようにしています。
そして、エネルギーを創る太陽光発電や太陽熱温水器の採用と・・・
これからの家造りは、各個人が、これからの将来の私たちの子孫も繁栄できようなエネルギー政策は何か考え、選択していかなけばならない時代だと思います。
そのためには、少々コスト高でも、また少々使い勝手が悪くても、その選択はアリだと思います。
by kakizaki
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原発から自然エネルギーへⅡ
2011年08月30日
今回は、前回に引き、東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科准教授 三浦秀一先生の論文です。
これからのエネルギー政策について、先生の見解を述べています。
『自然エネルギーの可能性』
『原発の是非を問われた時、多くの人が不安視するのは自然エネルギーがその代わりのエネルギーになりうるのかといういうことである。
しかし、原子力の安全性がつくられた神話であったと同時に、自然エネルギーがあてにならないというのも同じくつくられた神話である。
われわれが未来永劫使えるのは自然エネルギーしかないというのは本来誰が考えても当たり前のことである。
であるにもかかわらず、自然エネルギーに関する情報も研究もきわめて少ないという日本の状況がこうした不安を煽ってきた。
近年、原発中心の日本の状況とは別に世界では自然エネルギーの導入が劇的に伸びている。
2010年は世界の累計発電設備容量として、自然エネルギーが原子力を初めて上回った。
また、震災直後、ドイツでは太陽光発電が原発を瞬間的に上回ったという観測が出される。
スペインでは同時期、風力発電が月間の最大電源になった。
スウェーデンは、バイオマスによるエネルギー供給量が原子力を上回るだけでなく、2009年には、石油をも上回り最大のエネルギー源となった。
日本を石油天然ガスの最大輸出先とするアラブ首長国連邦は、太陽エネルギーだけで自給する都市を建設している。
今後、自然エネルギーの普及に建築が果たさなければならない役割は非常に大きい。
建築の自然エネルギー利用にとって重要な視点は、電気だけでなく熱の自然エネルギーを使うという点である。
熱の自然エネルギーとは、太陽光温水器、バイオマス、地中熱である。
バイオマスは欧州でも風力や太陽光発電をはるかに凌ぐ最大の自然エネルギーであることはあまり知られていない。
EUではこうした熱の自然エネルギーを使うことを建築に義務付けた。
世界は持続可能な自然エネルギーを中心としたよりしなやかで強固な分散型システムの構築に向かっている。
建築はもはや単なるエネルギー消費ではなく、自然エネルギー利用の担い手へと変わらなければならない時代に入った。』
特に先生が注目しているのがバイオマスです。
バイオマスとは、生物資源(バイオ/bio)の量(マス/mass)をあらわし、エネルギー源として再利用できる動植物から生まれた有機性の資源のことです。
また、石油や石炭などの化石資源と対比して、「生きた燃料」ともいわれています。
バイオマスの種類は多岐に渡りますが、廃棄物系のもの、未利用のもの及び資源作物(エネルギーや製品の製造を目的に栽培される植物)があります。
①廃棄物系のものとしては、廃棄される紙、家畜排せつ物・食品廃棄物・建設発生木材・製材工場残材・黒液(パルプ工場廃液)・下水汚泥・し尿汚泥 等があげられます。
②未利用のもの としては、稲わら・麦わら・もみ殻・林地残材(間伐材、被害木等)等があります。
③資源作物としては、さとうきびやトウモロコシなどの糖質系作物やなたねなどの油糧作物があげられます。
山形県の場合は、何といっても、未利用のものすなわち木の資源が豊富です。
資源はいっぱいあるのですが、まだまだ利用していないのが実態です。
今後は、県産材の木の利用方法は大切であることを、三浦先生は強調しています。
日本はエネルギー資源がないのではなく、利用していないだけです。
今後日本で、木材がエネルギー政策で注目されていくのは間違いないと私も思っています。
林業の時代が目の前まで来ているように思えるのですが・・・
by kakizaki
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秋の気配?
2011年08月22日
お盆休みが終わり、めっきり秋の気配がしてきましたが、このまま寒くなっていくのでしょうか?

休み明けから、木工事が始まりました。

こちらのお施主様は、どんどん寒くなっていくのを心待ちにしていることでしょう。
なぜなら!

屋根の上に飛び出たこの構造体は ↑ まさしく煙突!

薪も少しずつ準備をしてきましたが、すぐいっぱいに。

結局、後からきちんと作ることにして、スペースを広げました。
その薪はというと、近くの別の場所に移動。

あれ、増えてるじゃないですか?

立派な薪棚がなくても、これで十分乾燥していきます。

薪ストーブの季節にはまだ早いですが、秋はすぐそこまで来ています。
by mori
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